飛び込み男子で来年のパリ五輪代表に決まっている玉井陸斗(JSS宝塚)が9月1日に開幕する日本選手権を欠場することが30日、関係者への取材で分かった。

 7月の世界選手権(福岡市)で腰を痛めており、9月23日に開幕する杭州アジア大会(中国)に向けて大事を取った。日本水連によると、代表選考会を兼ねた日本選手権を欠場するため、来年2月の世界選手権(ドーハ)には出られない。

 昨年の世界選手権で銀メダルを獲得した玉井は練習を再開しているものの、8月中旬の全国高校総体も出場を見合わせていた。